金沢視力矯正レーザーセンター

エキシマレーザー角膜切除術

PTK (レーザー治療的角膜切除術)

エキシマレーザーを用いた治療的角膜切除術で、レーザーのエネルギーにより角膜混濁の除去や不整な角膜の形成を行うことを目的とした治療法です。
角膜表面の不整がある人にこの方法を適応します。
この治療をすると角膜は少し薄くなり、屈折が変化(主に遠視化)しますので、術後良好な視力を得るために眼鏡などが必要になることが多いです。

PRK (レーザー屈折角膜切除術)

角膜上皮を削ってエキシマレーザーで角膜を切除する方法で、この方法は主に中等度の近視の矯正に行います。
この方法では合併症が少ないのですが、術後早期に痛みがあったり視力の回復に時間がかかったりします。

LASIK (レーシック)

角膜上皮を特殊なメス(マイクロケラトーム)でめくってエキシマレーザーで角膜を切除する方法で(図を参照)、この方法ですと角膜上皮をもとにもどしますので術後早期の痛みや見え方の悪さが少なく、ほとんどの場合、翌日から普通の生活ができます。よって同日に両眼の手術も可能です。
この方法は強度の近視にも有効で、乱視、遠視および老眼にも適応可能な画期的な最新の方法です。
当センターではニデック社(日本)とモリア社(フランス)のマイクロケラトームを用意しています。

LASIKの手術手順

1、点眼麻酔をします。
1、点眼麻酔をします。



2、マイクロケラトームで角膜表面を薄く削り、フラップを作成します。
2、マイクロケラトームで角膜表面を
薄く削り、フラップを作成します。
3、フラップの端は付着部(ヒンジ)として残します。
3、フラップの端は
付着部(ヒンジ)として残します。
4、フラップをめくります。
4、フラップをめくります。
5、角膜の実質層にエキシマレーザーを照射してスムーズに削ります。
5、角膜の実質層にエキシマレーザーを照射してスムーズに削ります。
6、フラップを元の位置に戻します。
6、フラップを元の位置に戻します。
7、フラップは自然に接着ます。
7、フラップは自然に接着ます。
 

なお、エピレーシックの場合では、角膜上皮は戻しませんので、術後の痛みや見え方の悪さがあり、2〜3日間普通の生活が出来ない場合があります。(通院回数が多くなり、通院期間が長くなります)